ドニゼッティ:愛の妙薬 全曲 価格: 2,957円 レビュー評価:4.0 レビュー数:1 ヴァンベルイのネモリーノは若干面白みにかけているようで、ほんの少し期待外れだったものの(それでもかなり上出来)、ボニーの愛らしさで十分補える。名盤。 |
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レオンカヴァッロ:道化師 価格: 2,039円 レビュー評価:3.0 レビュー数:1 〜マスカーニの「カヴァレリア・ルスティカーナ」と並ぶヴェリズモオペラの代表作がレオンカヴァーロの「道化師」。この録音を最初に聴いた時には、異常なほどつややかに艶めいた音響美が強く印象に残った。 そのあくなき美の追求はカラヤンならではの特徴であるが、いわゆる外面的な演奏と批判されるものかもしれない。カラヤンの芸術を知るには適しているが〜〜、好みの別れるところだろう。歌手は主役のテノールはもちろんの事、それぞれに上手い。役柄が演じ切れていないという印象を受けるのは、それぞれのアリアが楽器のように扱われているせいだと思う。〜 |
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ヴェルディ:歌劇「イル・トロヴァトーレ」全曲 価格: 4,100円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 カラス、カラヤン、スカラ座。この3者が一同に会した唯一の貴重な録音(1956年8月)であるばかりでなく、永遠に讃えられるべき名演である。腸が煮えくり返るような怒りと復讐、命を賭けた恋と嫉妬。情念の歌がぶつかりあい荒れ狂うこの稀有(けう)の傑作オペラが、なんとまばゆく輝いていることだろう。好条件のセッション録音であり、ARTリマスタリングのおかげで、モノラルながら音質も大変鮮明に美しくよみがえっている。 ここでのカラスの歌は絶好調。第1幕第2場のアリア「ああ、いとしいわが恋人よ」からして、恋する女の熱い心情はあふれんばかりに流れ出す。カラスのレオノーラには、ねっとりとした女の |
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プッチーニ:ボエーム 価格: 4,689円 レビュー評価:3.0 レビュー数:1 RCAのウィーン国立歌劇場ライブ・シリーズの一枚。63年録音、Karajanの"La boheme"である。Karajanの指揮は変化に富んでいてダイナミック。会場の熱気も伝わってくる。歌手の目玉はMimiを歌うFreniなのだろうが、一際目立つのはGianni RaimondiのRodolfoである。若さと熱情溢れる歌唱は圧倒的であり、聴衆の反応も然りと納得させられる。その他、Musettaには定評あるGuden、MarcelloにはPaneraiと他のキャスティングも万全。録音は音色には乏しいものの意外にクリアであり聴き易い。スタジオ録音に飽き足りない人にはお勧めできる。 |